はじめに。

洗顔は、ハダの汚れを落とすために行う。
保湿は、洗顔後のハダを整えるために行う。
この二つは、スキンケアの基本である。
洗顔を行う目的は、
ハダに付着した汗や皮脂、
ほこりなどを落とし、
清潔な状態に整えることである。
大切なのは、強く洗うことでも、
何度も洗うことでもない。
必要な汚れを、必要な分だけ落とし、
それを毎日続けることである。
この講義では、75点のハダをつくるための、
基本の洗顔について述べていく。
洗顔の役割。

洗顔は、スキンケアの土台である。
汗、皮脂、ほこり、日焼け止め、整髪料。
日常生活を送っているだけで、
ハダにはさまざまな汚れがつく。
洗顔の役割は、これらの汚れを落とし、
次のスキンケアが機能しやすい状態に
整えることにある。
どれだけ良い化粧水や乳液を使っても、
土台となる洗顔が乱れていれば、
スキンケア全体が機能しにくくなる。
洗顔は、ハダを美しくする工程というより、
ハダを整えやすい状態へ戻す工程である。
洗顔の基本。

以下が、洗顔の基本の流れである。
1. ヘアバンドを着用する。
髪が顔にかかったままだと、
額や生え際まで丁寧に洗いにくい。
ヘアバンドを着用し、
顔全体を洗いやすい状態にする。
2. ぬるま湯で丁寧に顔をすすぐ。
ぬるま湯で、額からアゴ下まで丁寧にすすぐ。
目安は8〜12回。
熱すぎるお湯は
乾燥につながりやすいため避ける。
3. 洗顔料を泡立てる。
泡立てネットを濡らし、
洗顔料を丁寧に泡立てる。
泡が少ないと、手とハダの摩擦が起きやすい。
顔全体を洗えるだけの泡をつくることが重要。
4. 洗顔する。
手でハダをこすらず、泡を転がすように洗う。
額、鼻、アゴまわりのTゾーンは
皮脂が目立ちやすく、
頬や口まわりのUゾーンは乾燥しやすい。
ハダの状態に合わせて、やさしく洗う。
5. ぬるま湯で丁寧に顔をすすぐ。
ぬるま湯で、12〜15回を目安にすすぐ。
特に、髪の生え際、アゴ下、小鼻まわりは
洗顔料が残りやすい。
すすぎ残しがないように意識する。
6. タオルで水分を拭き取る。
清潔なタオルをハダへ押し当てるようにして、
水分を拭き取る。
ここでも、ハダをこすらないことが重要。
以上が、洗顔の基本の流れである。
洗顔の次は、保湿。

洗顔後のハダは、乾燥しやすい状態になる。
そのまま放置せず、化粧水で水分を与え、
乳液でうるおいを逃がさないようにする。
ハダを整えようとすると、
高い化粧水や、美容液、特別な成分など、
何かを足すことばかりに意識が向きやすい。
だが、75点のハダを目指すなら、
まず整えるべきは基本である。
丁寧に汚れを落とす。
洗顔後に保湿する。
日中は、日焼け止めで紫外線から守る。
75点のハダは、
特別なアイテムや習慣ではなく、
こうした基本の積み重ねによってつくられる。
それでは、次回講義にて。🖐️

