習慣に働く複利の力。

習慣に働く複利の力。
目次

はじめに。

習慣には複利が働く。

複利とは、増えたものが、
さらに次の増加を生む仕組みである。
投資で考えるとわかりやすい。
元本に利息がつき、
その利息にもまた利息がつく。
最初の増え方は小さい。
しかし、時間が経つほど、
増え方は少しずつ大きくなっていく。

習慣にも、これと同じ力が働く。
たとえば、1日1%ずつ積み上げると、
1年後には約37.8倍になる。
小さな行動は、
繰り返されることで蓄積される。
小さな行動が、次の行動を少しだけ楽にする。
積み上げた経験が、次の成長を支える。
続けるほどに、習慣は効きやすくなる。
これが、習慣に働く複利の力である。

この講義では、習慣に働く複利の力について、
述べていく。


習慣は、すぐには効かない。

結果が見えない時期に、
内側では土台がつくられている。

習慣は、直線的には効かない。
最初は変化が小さい。
一週間トレーニングをしても、
カラダは変わらない。
一日スキンケアをしても、
ハダは変わらない。
一ヶ月英語を勉強しても、
話せるようにはならない。
そうして多くの人は習慣をやめてしまう。

だが、習慣とはそういうものである。
結果が見えない時期に、
内側では土台がつくられている。
トレーニングであれば、
フォームや知識が身につく。
スキンケアであれば、
自分のハダへの理解が深まる。
英語学習であれば、単語や文法が蓄積される。

結果が見えない時期は、
何も起きていない時期ではない。
習慣が根を張っている時期である。
これが、習慣に働く複利の入口である。


習慣は、習慣を連れてくる。

習慣は連鎖する。

習慣には波及効果がある。
一つの良い習慣は、
他の良い習慣を連れてくる。
トレーニングを始めると、
食事も整えたくなる。食事が整うと、
睡眠も大切にしたくなる。睡眠が整うと、
朝の時間を無駄にしなくなる。朝が整うと、
英語学習や読書にも入りやすくなる。
良い習慣は、別の行動、別の選択、別の習慣に
少しずつ良い影響を与えていく。

反対に、悪い習慣も同じように連鎖する。
夜更かしを始めると、
睡眠が乱れやすくなる。睡眠が乱れると、
朝の時間が乱れる。朝の時間が乱れると、
食事も雑になる。食事が雑になると、
トレーニングや身だしなみも面倒になる。
悪い習慣は、別の行動、別の選択、別の習慣に
少しずつ悪い影響を与えていく。

だからこそ、良い習慣を一つ持つことには、
大きな意味がある。
一つの習慣は、
単体で存在しているように見えて、
実際には生活全体とつながっている。


複利を得るには、やめないこと。

習慣を続ける。

複利の力は、短期間では見えにくい。
だから、多くの人は途中でやめる。
変化が見えない。結果が出ない。
意味があるのかわからない。

だが、習慣の本当の力は、
続けた先でようやく見えてくる。
トレーニングも、スキンケアも、英語学習も、
すべての習慣が同じである。
一回で変わる習慣はない。
一週間で完成する習慣もない。
習慣は、続けることで少しずつ効いてくる。
最初は、小さな行動からでいい。
すべてを完璧にやろうとすると、続かない。
低空飛行でいい。小さな1歩でいい。
目立たなくていい。

習慣は、複利で効いてくる。
だからこそ、今日の小さな習慣を
軽く見てはいけない。
それは、未来の結果だけではなく、
未来の自分が選ぶ行動そのものを変えていく。
習慣とは、人生に働く複利である。

それでは、次回講義にて。🖐️


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