はじめに。
『あたらしい習慣をはじめても、
継続できず、すぐに諦めてしまう。』
あたらしい習慣を始めようとするとき、
この状況に陥る人は多い。
習慣が続かない原因は、
あなたの意志が弱いからではなく、
行動設計に問題がある場合が多い。
この講義では、
習慣の仕組みについて、述べていく。
高い期待の罠。

なにか新しい習慣を始めようとするとき、
人は期待に胸を膨らませる。
お金を稼ぎ、
イイものに囲まれ
チヤホヤされる自分
筋骨隆々のカラダを
手に入れ、
自信に満ち溢れた自分
流暢な英語を話し、
飛行機で世界を飛び回る自分
理想を思い描き、
気分が高揚しているうちに設計した行動は、
ほとんどの場合、
高負荷なものになる。
しかし、
数回の行動では、成果は見えない。
やがて、甘くない現実を知る。
そして、行動が止まる。
0の状態から、
いきなり完成形を目指すこと。
これが習慣が続かない大きな原因である。
比較を、手放す。

他人の華やかな成功と、
何も成していない現在の自分を比べると、
今日積み重ねた小さな一歩は、
ひどく価値のないものに思えてしまう。
他人との比較は、
何も意味をもたない。
生まれた環境も、
過去の選択も、
積み重ねてきた時間も、
すべてが違うからである。
重要なことは、
その習慣が
自分の目標に対し、
前進するための手段になっているか。
それだけである。
適切な習慣設計。

行動の習慣化において、
最も重要なカギが、適切な習慣設計である。
- 目標に1mmだけ近づくこと。
- モチベーションを必要としないこと。
- 無理なく継続できること。
これらを基準に設計した行動が、
今の自分が取り組むべき適切な習慣である。
最初に設計した習慣を、
毎日着実に積み重ねていくと、
やがて、
物足りなさを感じる時が訪れる。
そのとき、
ほんの少しだけ負荷を上げてみる。
慣れてきたら、
また少しだけ、負荷を上げる。
この最小単位の調整を何度も繰り返すこと。
それが、
筆者の考える適切な習慣設計である。
水滴、石を穿つ。

筆者が大切にしている言葉に、
『水滴、石を穿つ。』 という言葉がある。
これは、
水滴が何度も同じ場所に落ち続けることで、
やがて石にさえ穴をあけるといったものだ。
習慣の本質は、
全て、この言葉に集約される。
石を砕くのは、
最後の一滴ではない。
それまでの、
全ての一滴一滴に、
意味が宿っている。
まとめ|習慣のすゝめ。
以上、
習慣の仕組みについて述べた。
筆者は、
目標達成の最短ルートは、
変化を期待せずに、
日々の習慣の積み重ねに
集中することだと考えている。
日々の小さな習慣は、
目には見えにくい性質がある。
今日の『1mmの行動』は、
それだけでは、
何も意味を持たないだろう。
だが、
毎日積み上げる、
この『1mm』だけが
あなたのもとへ
圧倒的な成果を連れてくる。
それでは、次回講義にて。✋

