はじめに
清潔感の重要性について、筆者はこれまでに何度も述べてきた。
ニキビが無数にあり、皮脂でベタベタしている肌の男性と、ハリとツヤのある健康的で若々しい肌の男性。
あなたはどちらの男性に対して良い印象を持つだろうか。多くの人が、後者と答えるはずである。
この『清潔感』を高めるために、日々のスキンケアは絶対に欠かせない。
前回の記事で紹介した『正しい洗顔』を終えたら、第二ステップは『化粧水での保湿』だが、このスキンケア次第で肌の質感は大きく変わってくるので、『化粧水での保湿』は、超重要なスキンケア。
※清潔感を高めるためのスキンケアステップの中でも、最も重要なのが『正しい洗顔』だ。
筆者が清潔感を爆上げした洗顔方法を詳しくまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしていただきたい。

今回の記事では、筆者が実践してみて、肌が変わった最も効果的な化粧水の使い方を徹底解説していく。
この記事を最後まで読めば、
- 化粧水がなぜ必要なのか
- 肌質別の化粧水の選び方
- 肌を整える正しい化粧水の塗り方
などを知ることができ、この記事で紹介しているメンズ化粧水メソッドを正しく実践し、それを継続すれば、あなたは肌を劇的に変えることができるだろう。
ぜひ参考にしてほしい。
スキンケアは”スキル”だ。
『化粧水1本』にかけるお金は、将来『整った見た目』・『揺るがない自信』へと変換されあなたのもとへと”必ず”かえってくる。
高くても1本2000円の化粧水、
これを高いと感じるか、それとも『価値のある自己投資』と捉えるかはあなた次第だ。
メンズ化粧水って本当に必要?

結論、化粧水を使わない(正しく使えていない)と、肌はどんどん劣化していく。
- 乾燥してカサつく
→不潔に見える - 皮脂が増えてテカる
→脂ぎった印象 - シワや毛穴の開きに繋がる
→老けて見える)
この3つを回避するためにも、化粧水は必須であり、化粧水の使い方次第で肌のクオリティは大きく変わってくる。
「男に化粧水なんて必要ない」と考えていた読者も、なかにはいるのではないだろうか?
筆者も化粧水について勉強する前は、『俺の肌は脂っぽいから化粧水なんて必要ないかな』と考えていたが、時間をかけてスキンケアについて勉強すればするほど、その考え方が間違えていることに気付いた。
筆者の体感では、女性よりも男性の方が肌の荒れている人が多く、理由として、昔の筆者のように、スキンケアに関して間違えた認識を持っている人の割合が多いのが原因なのではないだろうか、というふうに考えている。
なので筆者は、男性こそスキンケアに関する正しい知識を学び、それを日々のスキンケアで正しく実践する必要があると考える。
メンズ化粧水の選び方【基本ルール】
化粧水を選ぶときの重要なポイントは「化粧水の種類と特徴」を理解し、「自分の肌質に合うかどうか」を見極めること。
そのためにはまず、あなたが自身の肌質を知る必要がある。自分の肌質を知らない読者は、以下の記事で紹介している方法を試してほしい。

1. 化粧水の種類と特徴
化粧水の種類は大まかに分類すると、以下の3つ。
- 保湿系化粧水:
→ 乾燥肌向け。
ヒアルロン酸やセラミドなど、水分を保持する成分が配合されている。 - 収れん化粧水 :
→脂性肌・テカリやすい人向け。
毛穴を引き締める成分(アルコール・メントール)が配合されている。 - 敏感肌用化粧水:
→刺激に弱い人向け。
アルコールフリー・無香料・低刺激処方で、肌バリアを守る成分配合のものがオススメ。
2. 自分の肌質に合った化粧水の見分け方
自分の肌質に合った化粧水を選ぶのが最も重要なポイント。そのためにも、まずは自分の肌質を理解する必要がある。
- 普通肌なら…
→肌のバランスが取れているため、シンプルな保湿系化粧水でOK。
季節によって保湿力を調整するのがコツ。 - オイリー肌(脂性肌)なら…
→さっぱりタイプ&収れん化粧水が◎ - 乾燥肌なら…
→ヒアルロン酸・セラミド入りを選ぶ - 混合肌なら…
→Tゾーンは収れん系・Uゾーンは保湿系など、部位別の使い分けが理想。もしくは「バランス重視の化粧水」を1本で使うのもアリ - 敏感肌なら…
→アルコール・香料フリーの低刺激処方を選ぼう
化粧水の正しい塗り方【基本ステップ】

適当に顔にパシャパシャと付けるだけでは、効果半減で非常にもったいない。正しい塗り方をマスターすることで、化粧水の効果を最大限引き出すことができる。
まず、化粧水の使い方として主に、2つの方法がある。
1つ目が、コットンに化粧水を染み込ませ、それを顔に伸ばしていく方法。
2つ目が、化粧水を直接手にとり、顔につける方法がある。
それぞれの使い方の比較をしていく。
手 vs コットン|化粧水のつけ方 比較表
比較項目 | 手でつける | コットンでつける |
---|---|---|
肌への刺激 | ◎ 摩擦が少なく、やさしい(敏感肌に◎) | △ 擦りすぎると刺激になることも |
保湿のなじみやすさ | ◎ 体温で化粧水がなじみやすい | ○ 全体にムラなく広げられる |
清潔さ | △ 手が汚れていると逆効果 | ◎ 毎回清潔に使える(ニキビ予防にも) |
使用量の調整 | △ 手に残る分、やや多めに必要 | ◎ コットンが吸収しすぎず、調整しやすい |
コスパ | ◎ コットン不要で経済的 | △ コットン代がかかる(数百円程度) |
あなたに合うのはどっち?
肌タイプ・目的 | おすすめのつけ方 |
---|---|
乾燥肌・敏感肌 | ➡︎ 手 |
脂性肌・毛穴の引き締めが目的 | ➡︎ コットン |
適量&塗るタイミングの目安
- 適量
→ 500円玉大くらい - タイミング
→ 洗顔後すぐ(30秒以内が理想)
手|コットン 化粧水の正しい付け方【動画で解説】
それでは、化粧水の付け方を動画付きで解説していく。
- 手でつける場合
①化粧水を手に出す
ポイントは、ケチらずたっぷりと化粧水を手に取ること。
②化粧水を手のひらで温める
化粧水を温めることで、肌へのなじみが段違いによくなる。ここも重要ポイントだ。
③化粧水を顔全体になじませる
化粧水を顔全体になじませたら、手のひらで、顔を軽く押さえることで化粧水が肌にしっかり密着し、より角質層まで成分が浸透しやすくなる。3秒間のハンドプレスが最重要ポイント。
()
- コットンを使う場合
①化粧水をコットンに出す
コットンをたっぷりと湿らせることがポイント。化粧水が少ないと、コットンの繊維が肌に直接擦れ、摩擦の原因になるので注意。
②化粧水をコットンで顔全体になじませる
ゴシゴシ擦るのはNG。肌の上を滑らせるように、軽く動かすのがポイント。化粧水が顔全体にいき渡ったら手でつける場合同様に、ハンドプレスで仕上げる。
(完)
メンズ 化粧水 やりがちNG行動
以下は化粧水を使う際よくやりがちなNG行動。
間違った使い方では効果が最大限引き出せないので注意。
- ゴシゴシこすって塗る:
→肌へダメージを与えてしまう - つけすぎる:
→ベタついて毛穴が詰まる - 化粧水だけで終わらせる:
→蒸発して乾燥が悪化 - 間違った塗り方をする:
→顔をパチパチ叩いて塗っても意味がない。正しく使用し、化粧水の効果を最大限発揮させよう。
正しい使い方をすることで、化粧水の効果は最大限発揮される。今一度、あなたの使い方を見直そう。
よくある質問【Q&A】
化粧水を塗った後は乳液でフタをしよう
今回記事で紹介した方法で化粧水を正しく使うと、肌の清潔感は一気に高まる。
『正しい洗顔』→『化粧水』まで終えたら、最後は『乳液でフタ』をして、基本スキンケアは完了だ。
ここまで記事を読み進めてくれたあなたなら、必ず清潔感溢れる肌を手に入れることができる。
基本スキンケア最後のステップは以下のリンクから。

まとめ|化粧水で清潔感を格上げ
化粧水は、清潔感のある肌を作るための必須の基本アイテム。
肌に合った化粧水を正しく使えば、肌の調子が一気に整い、第一印象が劇的にUPする。
今回のまとめは以下3つ。 今日から実践しよう。
- 自分の肌質に合った化粧水を選ぶ
- 正しい方法でしっかり塗る
- 化粧水の使い方次第で肌の質感は大きく変わる
- 最後に乳液でフタをしよう
「清潔感=最強の武器」
毎日のルーティンに今回紹介した化粧水メソッドを取り入れて、清潔感あふれる理想の肌を手に入れよう。