メンズ日焼け止めの選び方&正しい塗り方

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はじめに

あなたは日焼け止めを毎日使っているだろうか?

筆者は以前、繰り返すニキビや肌荒れに10年ものあいだ悩み、長い時間をかけて正しいスキンケア習慣を身につけ、肌を綺麗にしたのだが、夏以外の紫外線対策はできていなかった。紫外線対策までしなくても、肌をある程度綺麗にすることはできたからだ。

だが去年から、スキンケア+αで、日焼け止めを塗ることを日々の習慣にしたら、
信じられないほど肌のクオリティが高まった。

『①洗顔』『②化粧水』『③乳液』の基本スキンケアだけでも、肌を整えることは可能だが、+αで今回紹介する『④日焼け止め』のステップを加えることで、肌の清潔感は完璧に仕上がる。

今回の記事では、

  • 日焼け止めが必要な理由
  • SPF・PAの基礎知識
  • 肌質別の選び方
  • 清潔感を高める効果的な塗り方
  • 季節ごとの使い方

まで深掘って、詳しく解説する。

この記事を最後まで読み、以下で紹介していく日焼け止めメソッドを正しく実践していくことで、あなたの清潔感は圧倒的に高まる。

スキンケアは”スキル”だ。

日焼け止めを毎日使うことは、正直手間もお金もかかる。だからこそ、ここが多くの男性と差がつくポイントになるのだ。筆者は、面倒なことにこそ本当の価値があると考えている。この一手間で、あなたの清潔感は”必ず”跳ね上がる。


目次

日焼け止めの重要性

日焼け止めを塗ることを習慣化して清潔感を爆上げした筆者の画像

なぜ日焼け止めが必要なのか。
その理由を述べていく。

マジで日焼け止めが必要な理由①
紫外線は“肌の清潔感”を根こそぎ奪う敵だから

紫外線(特にUV-A)は肌の奥まで届き、肌へ深刻なダメージを与える。肌が紫外線によってダメージを受けると、シミ・くすみ・毛穴の開き・乾燥・ごわつきなどの肌トラブルにつながる。

清潔感は、「透明感のある肌」「なめらかな質感」「均一な色味」によって演出される

→ なので、紫外線対策をしないと、いくら洗顔や保湿を頑張っても肌がくすんで不健康に見え、清潔感が損なわれる。日々のスキンケア習慣の成果を無駄にしてしまっては、非常にもったいない。


マジで日焼け止めが必要な理由② :「肌が白い=清潔感がある」と認識されやすい

肌が焼けていない=肌の色ムラが少ない状態なので、顔全体が均一なトーンに見え、清潔な印象を与えやすい。

  • 紫外線対策がしっかりできていると、肌のキメも整い、清潔感が一気にあがる。
  • 日焼けをしていないツヤ感や透明感のある肌は、それだけで他人へ好印象を与えられる。

マジで日焼け止めが必要な理由③ :「予防」こそが、最大のスキンケアだから

スキンケアというと、『後からするイメージが強いと思う。「今日は紫外線にあたったから、しっかり化粧水塗らなきゃ。サプリ飲まなきゃ。」や、「最近ニキビ目立つから、治すためにちゃんとスキンケアしよう。」など。

1番重要なのは、そもそも肌トラブルを引き起こさないために、日頃から正しくケアを行うことだ。
洗顔、化粧水、乳液、そして日焼け止め。
これらの基本ステップを正しく実践することで、あらゆる肌トラブルのリスクは大幅に下げることができるのだ。


日焼け止めを正しく塗ると肌が整う

肌に合った日焼け止めを正しく塗ることで、

  • 紫外線による肌へのダメージを防ぐ
  • 肌が黒ずむのを防ぎ、清潔感をキープできる
  • ニキビや肌荒れの悪化を防げる
  • 肌のコンディションが圧倒的に整い、スキンケア効果が高まる
  • 将来のシミ・シワ・たるみを予防できる

と、数えきれないほどのメリットがある。

以上の理由から、清潔感を手に入れたい男性にとって、日焼け止めは絶対に外せないマストアイテムということだ。


メンズ日焼け止めの基礎知識

日焼け止めの基礎知識の画像

SPFの基礎知識

☀️ SPF(Sun Protection Factor)

  1. 対象:UV-B(短時間で肌を赤くし、ヒリヒリさせる紫外線)
  2. 効果:日焼け(炎症)を防ぐ力
  3. 数値:SPF1〜50+ で表示される

わかりやすく説明

  • SPF1=紫外線による炎症を約15〜20分間防ぐ
  • つまり「SPF30」なら 15分 × 30 = 約7.5〜10時間 防げる計算(※理論上)

注意点

実際は汗や皮脂で落ちるため、2〜3時間ごとの塗り直しが必要。⚠️


PAの基礎知識

🌤️ PA(Protection Grade of UVA)

  • 対象:UV-A(肌の奥に届き、シミ・たるみ・くすみを引き起こす紫外線)
  • 効果:光老化(肌の老化)を防ぐ力
  • 表示:PA+ 〜 PA++++ の4段階

わかりやすく説明

表示防御力の目安効果のイメージ
PA+低い日常レベル(近所の外出など)
PA++やや高い通勤・通学程度
PA+++高い長時間の屋外活動
PA++++非常に高い炎天下やレジャー(海・山など)

SPF・PA についてのまとめ

SPFは「赤くなる日焼け」から。
PAは「紫外線」から肌を守る指標。
両方の数値をチェックし、自分の生活スタイルに合った日焼け止めを選ぶことが重要。

~日常使いにおすすめの目安~

シーンおすすめのSPF / PA
通勤・買い物SPF20〜30 / PA++〜+++
外で運動・炎天下SPF50 / PA++++
室内のみSPF10〜20 / PA+〜++(基本不要な場合も)

日焼け止めの選び方

日焼け止めで迷っている人のイラスト

日焼け止めも、化粧水や乳液同様に、自分の肌質にあったアイテム選びが非常に重要になってくる。
もし自分の肌質がわからなければ、以下の記事の内容で、簡単に自分の肌質を知ることができるため、確認してみてほしい。

肌質別の選び方

  • 普通肌
    →バランス型なので好みのテクスチャでOK。肌トラブルがなければ、軽い使用感のミルクタイプが無難。
  • オイリー肌(脂性肌) :
    → ベタつかず快適な使い心地のローション・ミルクタイプが最適
  • 乾燥肌
    → 水分と油分を補えるクリームやジェルタイプで、しっとり感をキープ
  • 混合肌
    →部位ごとに使い分けるのが理想。Tゾーン(額や鼻などの皮脂が分泌されやすい部位)にはミルクタイプ、Uゾーン(乾燥しやすい頬や顎周り)にはクリームタイプを。
  • 敏感肌
    → 紫外線吸収剤を使っていないノンケミカルタイプなら、刺激を抑えて肌にやさしい

使用シーン別の選び方

  • 日常(通勤・買い物)
    → 軽めのUVカット(SPF30)がおすすめ
  • アウトドア・スポーツ
    → ウォータープルーフ・高SPFが◎
  • ビジネスシーン
    → 白浮きしにくい透明タイプを選ぼう

季節ごとの日焼け止めの使い方

1年間日焼け止めを塗ることを習慣にし、清潔感を爆上げした筆者の自撮り

季節関係なく日焼け止めを毎日使用し続けると、清潔感は信じられないほど爆上がりする。
ただし季節ごとでの使い分けは必要になってくるので、以下で説明する。


春・秋(紫外線量が増え始める、油断しがちな季節)

春と秋は紫外線量が夏と変わらない日もあるため、日常使いでもSPF30/PA++以上を推奨
朝塗ったら、昼過ぎに一度塗り直すのが理想的である。

(紫外線が最も強い時期)

夏場は汗で流れやすいため、ウォータープルーフタイプが最適
レジャー時はSPF50/PA++++ を選び、こまめに塗り直すことが必須である。

(紫外線は少ないが、乾燥によるダメージが増加)

冬は1年間で最も紫外線量は少なくなる季節だが、最低限SPF20程度は使用するとよい。
保湿成分入りの日焼け止めを選ぶのが理想的(乾燥対策にもなる)。


メンズ日焼け止めの正しい塗り方【動画で解説】

それでは、日焼け止めの塗り方を動画で解説していく。

1. 適量をとる

顔全体には500円玉サイズが目安。手にとった日焼け止めを、両手をあわせてひろげ、顔に塗るやり方は、よくやりがちだがNGなので注意⚠️

2. 点置きして伸ばす

日焼け止めを薬指にとり、額・頬・鼻・顎に点置きし、顔全体にやさしく伸ばす。

3. ムラにならないよう、顔全体へのばす

ムラにならないように、顔全体へしっかりと伸ばす。この際も、肌を摩擦しないようにやさしく。

4. 汗をかいたらこまめに塗り直

2~3時間おきに塗り直すことで効果を持続させる。

(完)


メンズ日焼け止め やりがちNG行動

以下は日焼け止め使用する際によくみられるNG行動3選。
間違った使い方では肌はふつうに日焼けするので注意が必要。

日焼け止め NG行動3選
  • 適量より少なく塗る
    → 少ない量を薄く伸ばしても日焼け止めの効果は最大限に発揮できない。
  • 塗りムラがある
    → シミや焼けムラの原因になる
  • 汗をかいても塗り直さない
    → 汗で日焼け止めが流れるため、効果が薄れる。※汗に強いタイプでも、時間経過に伴って効果は弱くなるので、塗り直しは必須。

正しく日焼け止めを使用して、清潔感を高めよう。


よくある質問【Q&A】

日焼け止めは毎日塗るべきか

室内でも紫外線は入り込むため、毎日塗るのが理想的である。

石鹸で落とせるのか

通常の日焼け止めは洗顔料で落ちるが、ウォータープルーフタイプはクレンジングが必要となる。洗顔料で落とせるタイプでも、2回洗顔することをオススメする。確実に日焼け止めを落とさないと、肌トラブルの原因になってしまうので最も注意が必要なポイント。

日焼け止めはどのタイミングで塗れば良いか

スキンケアの順番は 洗顔化粧水 → 乳液 → 日焼け止め の順が正解。日焼け止めを塗った後に化粧水や乳液をつけるとムラになりやすいのでNG。


まとめ

基本のスキンケアをしっかりおさえた上で、日焼け止めを正しく使用すると肌の清潔感は一気に完成する。

今回のまとめは以下4つ。

  • 日焼け止めは+αのスキンケア
  • 肌質や使用シーンに適したタイプを選ぶことが重要
  • 正しい塗り方を実践し、NG行動を避けることで最大限の効果を得られる
  • クレンジングは必ず行わないと、肌トラブルを引き起こすので注意

今日から日焼け止めを塗ることを習慣化し、紫外線ダメージから肌を守っていこう。

今回の内容で、清潔感を高めるスキンケアの基本ステップ『①洗顔』『②化粧水』『③乳液』『④日焼け止め』は完結。

基本スキンケア全ステップを確認したい読者は、以下の記事を確認してほしい。


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