はじめに
清潔感を高めるためには、日々のスキンケアに加え、『シェービング』を正しく行う必要がある。
朝の身支度ついでに、何気なく自己流のシェービングで済ませている読者も多いだろう。
だが実は、髭の剃り方次第で、肌のコンディションと清潔感には大きな差が生まれてしまう。
この記事では、筆者が普段実践している『肌荒れを防ぎ、清潔感を高めるためのベストなシェービング方法』を紹介する。
以前自己流のシェービングで肌をボロボロにした筆者が、どのようにして今の肌を手に入れたのか。
筆者の実体験も踏まえながら、解説していく。
多くの男性にとって有益な内容になっているので、ぜひ最後まで読んでほしい。
スキンケアは”スキル”だ。
シェービングは、”あなた自身”を日々メンテナンスして、整えていく行動。
毎日のことだからこそ、『シェービング』というスキルに時間とお金をかけるものと、そうでないものの間には、将来、”必ず”差が生まれる。
多くの男たちは、
『安いシェーバー』を使い、『雑に』、『時間をかけずに』――
大切な肌を、毎日のように自ら傷つけている。
差をつける最大のチャンスだ。
間違った髭剃りでボロボロになった肌【実体験】

大学生の頃、本格的な髭が生え始めた筆者は、コンビニに売ってある安いT字カミソリで毎日髭剃りを行っていたのだが、その結果肌はどんどん荒れていった。
赤みは常に出ていて、ニキビも繰り返す…
間違えた自己流スキンケアと、間違えた自己流シェービングのダブルパンチで日々ボロボロになっていく肌を鏡で見るのは、とても辛い経験だった。
『髭剃り』という行為は、本来かなりデリケートなものだ。刃が肌に触れることで、角質や皮脂まで一緒に削り取ってしまう“刺激行為”でもある。
つまり、やり方を間違えれば──
乾燥、赤み、ニキビ、剃り負け…あらゆる肌トラブルの原因になる。
今だからこそ、はっきりといえる。
肌を守るには、『正しい道具』と『正しい知識』が必要なのだ。
電動シェーバーとの出会い

肌荒れに悩んでいた大学時代から数年後。
筆者は社会人になり、自分の肌とちゃんと向き合うことを決心した。
最初の給料が出た日の帰りに、そのまま家電量販店へと向かい、当時(2023年)価格は約7万円もした『ブラウンシリーズ9 Pro』を、思い切って購入した。
正直、かなり躊躇した。
1万円以内で変える安価なシェーバーにするか、店内で1時間は悩んだと思う。
7万円という金額は、自分からするととても高価な買い物。それでも、『肌の悩みを、この金額で終わらせられるならば。』と、決心した。
そして次の日の朝、Youtubeとブログ記事で学んだ知識をもとに、シリーズ9Proを使って実践してみた。
――マジで感動した。
T字カミソリのようなヒリヒリ感や赤みが全くない。それでいて信じられないくらい綺麗に剃れる。
髭剃りを終えてから、「え、これが髭剃り後の肌…?」と衝撃すぎて、5分くらい鏡の前で肌を触っていたことを覚えている。
電動シェーバーが変えたもの【肌と自信の変化】

それから、電動シェーバーを使った毎朝のシェービングがルーティーンになった。
筆者が購入したブラウン シリーズ9 Proは、シリーズ内でも最上位モデル。使い心地はさすがで、T字カミソリとはまるで別物。
電動シェーバーにしてから、毎朝のシェービングが、『肌を整える習慣』へと変わった。
- 1週間ほどで肌の赤みがほぼ消えた
- 明らかにニキビの頻度が減った
- スキンケアの効果を実感しやすくなった
- 青髭が軽減され、顔色が明るくなった
- 『清潔感がある』と言われるようになり、自分に自信が持てるようになった
大げさに聞こえるかもしれないが、本当の話だ。
『T字カミソリでの間違えた髭剃り』を『電動シェーバーでの正しい髭剃り』に変えただけで、筆者にはこれだけの変化が起こった。
ただの髭剃りの道具に7万円の出費は、正直かなり迷った。しかし今考えると『7万円のシェーバー』は、筆者の“清潔感と自信”を爆上げしたコスパ最強の自己投資の1つだった。
毎日の髭剃りに使うシェーバーにお金をかけることで、金額以上のリターンを得ることができた。あそこで1万円以下のシェーバーを選ばなかった自身の判断を、心から讃えたい。
いまこの記事をここまで読んでくれているあなたにも、本気でオススメできる自己投資アイテムの1つだ。
電動シェーバーとT字カミソリ 比較表
清潔感を高めるなら、筆者の経験から、オススメは『電動シェーバー』一択だ。
以下、それぞれの比較表。
項目 | 電動シェーバー | T字カミソリ |
---|---|---|
剃り心地 | ◎ 十分な深剃り+肌への優しさの両立が可能 | ◯ 深剃りできるが、刃が直接肌に触れるため刺激が強め |
肌への負担 | ◎ 摩擦が少なく、ニキビ肌・敏感肌にもやさしい | ✕ カミソリ負け・出血・ヒリつきリスクが高い |
時短性 | ◎ スイッチ一つで即スタート | △ シェービング剤が必要なのでやや手間 |
コスト | ○ 初期費用はかかるが、長期的には替刃のランニングコストが少なく経済的 | △ 本体は安いが、替刃・シェービング剤の継続費用がかさむ |
携帯性 | △ T字剃刀と比べると製品サイズやや大きめ | ◎ 軽量で持ち運びやすい |
向いている人 | 肌を守りながら清潔感を保ちたい人/時短で身だしなみを整えたい人 | 髭が濃く、時間に余裕があり、剃り残しを気にする人 |
私の体験が、あなたの参考になれば幸いだ。
電動シェーバーでの正しい髭剃り〜保湿までの流れ【動画で解説】
それでは、筆者が日々行なっているシェービングルーティーンを動画で詳しく解説していく。
①洗顔をする
正しい洗顔で皮脂やヨゴレをしっかり落として、肌の状態をリセットする。
②清潔なタオルで肌の水分を拭きとる
清潔なタオルでしっかりタオルドライする。完璧に水分を拭き取ることが、スムーズなシェービングのカギになる。
『清潔感を高めるための正しい洗顔方法』を詳しくまとめた記事は以下リンクから。

③電動シェーバーでゆっくり剃る
ゆっくり丁寧にシェービングを行うことで、肌へのダメージを最小限に抑える。
肌を反対方向へ引っ張りながら、逆反りするのが電動シェーバーで髭をキレイに剃るコツ。
④化粧水と乳液でしっかり保湿する
シェービングを終えたら、最後に化粧水と乳液で保湿をして終了。保湿を行わないと、肌トラブルの原因になるので必ず行う。⚠️
『清潔感を高めるための化粧水・乳液の使い方』を詳しくまとめた記事はそれぞれ以下リンクから。


(完)
電動シェーバー やりがちNG行動
以下は電動シェーバーで髭剃りをする際よくやりがちなNG行動。
間違ったシェービングは、ニキビなどの肌トラブルを引き起こす原因にもなるので注意。
- シェーバーを肌に強く押し当てる:
→深剃りできると思って肌に強く押しつけるのは逆効果。肌が傷つき、赤み・ひりつき・カミソリまけの原因になる。 - 洗顔をせずに髭剃りを始める:
→洗顔をせず、いきなり髭を剃り始めるのは絶対NG。シェーバーの刃に雑菌が付着し、高確率で肌トラブルを引き起こす。水やお湯でさっと流すだけではなく、正しい洗顔をしてからシェービングを行う。 - 髭剃り後に保湿をしない:
→髭剃り後の肌は、非常に乾燥しやすく、肌のバリア機能もほとんど機能していない状態なので肌トラブルが起こりやすくなる。そのため化粧水や乳液での保湿が必ず必要になる。
正しいシェービングを実践することで、肌の清潔感は爆上がりする。ほとんどの男性は間違えたシェービングを行い肌を傷つけているので、ここが多くの男性と差をつけるポイントになる。
まとめ
正しいスキンケアに加え、正しい手順で髭剃りを行うと、清潔感は爆上げすることができる。
今回のまとめは以下3つ。
- T字シェーバーよりも電動シェーバーを使う
- 基本のスキンケアに加え、髭剃り習慣を整えるだけで清潔感は簡単にあがる
- シェービング後の保湿も忘れずに行う
正しい髭剃り習慣を今日からルーティーンにし、その他大勢の男たちと圧倒的な差をつけよう。