はじめに
まずはじめに伝えておきたいのは、このブログで目指すのはボディビルダーやフィジーク選手のような、相当な努力を要するようなカラダではないということ。
ゴールは、70〜80点レベル——つまりある程度引き締まっていて、男らしくメリハリのあるカラダだ。
脱いだときに「おっ、鍛えてるな」と思わせる。
服を着ていても肩や胸の厚みで存在感が出る。
そんな体型だ。
毎日の生活を送りながらも、無理なく続けて到達できる現実的なライン。
その“ちょうどいいカッコよさ”を、このブログを通してあなたと俺で、一緒に作り上げていく。
この記事では、筆者の実体験をもとに「あなたがいますぐ筋トレを始めるべき理由」と、「筋トレをはじめたら、何がどう変わるのか」を徹底的に解説する。
この記事は少し長くなるが、イデ式メンズラボの核となる記事のひとつなので、時間のある時に最後までじっくり読んでいただきたい。
筋トレは、人生を変える
『ゲームチェンジャー』だ。
筋トレを継続していくうちに——
『あれ?最近ちょっと引き締まってきた?』
『前より筋肉がデカくなってる…?』
そう感じる瞬間が少しずつ増えていく。
その前進している感覚や、小さな成功体験の積み重ねがやがて揺るぎない自信となり、日々の思考や行動にすら影響を与えていく。
『筋トレはコスパ最強の自己投資』だ。
筋トレの厳しい現実

正しい筋トレを継続すれば、『誰でも』カッコいいカラダを手に入れることは可能だ。
だが先に、”厳しい現実”をひとつ伝えておきたい。
それは、”1〜2週間という短期スパンで、あなたが理想として掲げるカラダを手に入れることは、限りなく不可能に近い”という事実だ。
筆者も2025年1月から本格的に筋トレを始め、現在(執筆時2025年6月)で半年が経つ。
中学〜大学時代は陸上競技部に所属していたので、ウエイトトレーニングやスポーツ栄養学の知識もある。
それでも、目に見える変化を実感できたのは、ここ最近のことだ。
筋トレで目に見える成果を出すには、ある程度時間がかかるという事実は、最初に理解しておく必要がある。
筋トレが続かない要因と解決策

多くの人が筋トレを継続できないのは、甘えなどではない。
ただ、『ものごとを継続させるための仕組み』を理解していないだけだ。
以下は、筋トレを継続していくうえで、筆者が実践している筋トレ継続メソッド五箇条だ。
- 筋トレを生活習慣の一部にする:
→筋トレを “1日の中でいつやるのか” をあらかじめ決めておくことで、習慣にしやすくなる。 - 週3回から始める:
→始めたばかりの頃は『週5〜6回はやってやる』と、意気込みがちだが、ここが落とし穴。最も重要なのは、”筋トレを継続すること”なので週3回の頻度から始めるのがベスト。『低空飛行でも飛び続ける』ことがポイント。 - 最初の3週間はとにかく継続する:
→人は物事を、21日間で習慣化できるようになる。ここが勝負どころ。 - 成果はすぐに出ないことを知っておく:
→筋トレ初心者が目に見える成果を出すには、早くても1ヶ月以上はかかるということを、最初に理解しておく。 - モチベーションに頼らない:
→『今日はやる気が出ない』
『疲れてるし明日からしよう』
ではなく、
『この曜日のこの時間は必ずジムに行く』
『仕事終わりにそのままジムへ行って筋トレする』
みたいに、自動的に行動するための環境・ルール・仕組みを先に決める。
弱い自分を仕組み化で捻じ伏せろ。
上記継続メソッドを意識することで、あなたが筋トレを挫折するリスクは圧倒的に下げることができるはずだ。
筋トレは、あなたの人生を変える
「カッコいいカラダが手に入ること」だけが理由で、筆者があなたに筋トレをすすめるわけではない。
以下5つは筋トレを継続中の筆者が、日々実感している筋トレの効果だ。
- 確実にカッコいいカラダに近づいている
- 自分に自信がついた
- 結果を出すためのマインドセットが身に付いた
- 『自己投資の感覚』が身についた
- メンタルが安定するようになった
筋トレを始める前と後で、それぞれどのように変わったのか、詳しく解説していく。
①明らかにカラダつきが変わった

鏡を毎日見る自分では気づけないが
カラダは確実に、
以前よりもカッコよくなっている
筋トレを始める以前とあとのカラダを写真で比較してみると、筆者のカラダつきは明らかに変わっていた。
- 筋肉がつき、男らしく引き締まったカラダつきになってきた
- 姿勢が良くなり、カラダにメリハリが現れたことで清潔感がアップした
- 周囲から『いいカラダしてるね』と言われるようになった
この調子でトレーニングを積み上げれば、目標としているカラダを手に入れることを、筆者は確信している。
筋トレを始めてしばらくは、目にみえる成果はなかなか現れなかった。
だがこの期間を耐え、日々トレーニングを積み重ねた結果、筆者のカラダは以前よりも確実にカッコよくなっていった。
②自分に自信がついた

日々自分との約束を守り、
そして、結果を得る
まさにこのプロセスが、自分自身に対する自信・自己肯定感を高めてくれた。
- 人前で堂々と振る舞えるようになったり、メンタル面の成長を実感している
- 「オレはやればできる」という感覚が芽生え、自己肯定感があがった
- 自分の行動に自信が持てるようになった
カラダを変えるために始めた筋トレだったが、筆者にとっては正直こっちの変化の方が、自分の人生に絶大な影響を及ぼしている。
高級ブランドの服を着飾って、自信があるように振る舞うことは正直誰でもできる。
しかし、筋肉だけは、お金持ちでも、有名人でも、何者であろうとも、日々のトレーニング無くして、絶対手に入れることはできない。
だからこそ、日々の筋トレによって手に入れた筋肉という名の『鎧』には、圧倒的な、本物の自信が宿る。
③結果を出すためのマインドセット

望む結果を得るためには
正しい努力を、
正しく積み上げる必要がある
筋トレを継続し、カラダつきが変わっていく過程で、筆者はこの感覚を体感的に学ぶことができた。
- 数回の行動ですぐに結果を求める『短期思考』から、長い目で物事を捉える『長期思考』へと、考え方が変わった
- 成果を出すためには、習慣化と計画性が必要なことを学んだ
- 何事においても『できない理由』ではなく、『どうすればうまくいくか』を考えるようになった
筋トレでも、英語学習でも、ビジネスでも、
1日本気で頑張ったからといって、次の日圧倒的な結果が出るものなど、この世に存在するだろうか?
少なくとも筆者には、そんな経験はない。
やる気がでなくても、疲れていても、やると決めたことは、必ずやる。
モチベーションに頼っていては、ほしい結果など一生得られない。筋トレを通してそれを学んだ。
筆者は現在、ブログ、筋トレ、英語学習に取り組んでいる。
そして、このマインドセットで日々積み上げた、既にそれぞれの分野で結果が現れはじめている。あとは今の行動を継続すれば、遅かれ早かれ、望む結果へと辿り着くだろう。
『継続は力なり』という言葉は、モノゴトの本質そのものであるように思う。
地道に、正しく、行動を積み上げた先で、望む結果は必ず得ることができる。
『毎日1mm』積み重ねる意識を持て。
④『自分に投資する』感覚が身についた

『時間・お金・健康・エネルギー』
という資産を正しく使えば
『あなたの価値』は爆上がりする
時間・お金・健康・エネルギー。
この4つは、人生の“資産”だ。
筋トレを始めるまで、筆者はこの資産を浪費しまくっていた。短期的な快楽ばかり追いかける、いわゆるドーパミン中毒だったのだろう。
だが筋トレを始めてからマインドセットも行動も、180°変わった。
そして4つの資産の『浪費』を『投資』に変えたのだ。

こんな時代だからこそ、4つの資産を自己成長だけに注げば、周囲と圧倒的な差をつけられる。
25歳でこの事実に気づけたのは幸運だ。
4つの資産の使い方が、私たちの人生の方向を決める。
どちらのライフスタイルを選ぶか——
答えは明白だ。
⑤メンタルが安定するようになった

心とカラダはつながっている
筋トレを習慣にしてからは、ネガティブな感情に振り回される機会が明らかに減った。
その要因として、筋トレによって分泌されるホルモンの働きの影響が大きいと感じている。
- テストステロン:
いわゆる”男らしさ”の根源ホルモン。自信・積極性を高め、何事にも前向きな気分にしてくれる。 - セロトニン:
”幸せホルモン”とも呼ばれる精神安定物質。不安・ストレス・怒りなどのネガティブな感情を減らしてくれる。
カラダだけではなく、メンタルにまで良い影響を及ぼす筋トレは、コスパ最強の自己投資の1つだ。
健全なる精神は、健全なるカラダに宿る。
これからあなたがとるべきアクション
筋トレといえば、重いバーベルやダンベルを使ってジムでトレーニングを行うことを想像するが、運動習慣のない初心者がいきなりジムでのハードなトレーニングをすると、挫折や怪我へ繋がってしまう。
そのため、筆者が筋トレ初心者へオススメするのはまずは『筋トレ』という行為を習慣化させるために、週3回の自重トレーニングから始めることである。
筋トレ初心者が自重トレーニングを始める際の具体的なステップを全てまとめた記事は、以下リンクから。

筋トレを始めたその日から「変化」は始まる。
あとは “続けるか、やめるか” それだけ。
始めるなら、今しかない。
まとめ
筋トレはコスパ最強の自己投資だ。
今日から筋トレを始めるあなたが、半年後に『マジで筋トレ始めて良かった!』と笑ってる未来を、オレは全力で信じる。
今日があなたの人生を変える初日になることを願っている。👊🔥