はじめに
いまこの記事を読んでいるあなたは、
筋トレをすることでどんなメリットがあるの?
結果はどのくらいで出るんだろう?
といった疑問を抱えているのではないかと思う。
この記事では、筆者の実体験を交えながら「あなたが筋トレをすべき理由」を徹底的に解説する。
この記事を読むことで、
- 筋トレに取り組むべき理由
- 筋トレを継続させるコツ
- 筋トレがもたらす想像以上のメリット
などがわかり、あなたが筋トレをするべき理由と価値が明確になるだろう。
ただし先に、”厳しい現実”をひとつ伝えておかなければならない。
それは、”1~2週間という短期スパンで、あなたが理想として掲げるカラダを手に入れることは、限りなく不可能に近い”という事実だ。
筆者自身も、カッコいいカラダに憧れて、2025/1月から本格的に筋トレを始めて半年近く経つのだが、筋トレの成果がで始めたのはここ数週間。(執筆時2025/6月)筆者は、中学時代〜大学時代まで、陸上競技部に所属していたので、ウエイトトレーニングやスポーツ栄養学に関するある程度の知識はあったが、それでも、目に見えた成果が出るまでには半年近くもかかったのだ。
しかし、筋トレを半年継続して、少しずつ変わっていく自分の体をみて、確信したことがある。
それは、
『筋トレこそ、人生を変えるゲームチェンジャーになり得る。』
ということ。
これは、決して大袈裟な表現ではない。筋トレには見た目の変化以上に、自分を変える力が詰まっている。
この記事は長くなるが、イデ式メンズラボの格となる記事のひとつなので、できれば飛ばさずに、時間のある時に、最後までじっくり読んでいただきたい。
それでは、内容に入っていこう。
筋トレはじめるなら、今しかねえ

現在あなたが筋トレを始めようかと迷っているならば、この記事を読んでいる今こそ、今日こそが、その絶好のタイミングである。むしろ今日始めなければ、あなたが今後の人生で「筋トレを始めよう」と思うような、きっかけやモチベーションなど、”絶対に”降ってこない。
あなたはこれまでに何度『筋トレを始めたい』と思い、それを先延ばしにしてきただろうか。
”明日から”
”気が向いたら”
”仕事が落ち着いてから”
あなたのこれまでの思考・行動の結果、あなたは理想のカラダに一歩でも近づいているだろうか?
何かと理由をつけて、筋トレを始めることを先延ばしにしているうちに、チャンスはあっという間に過ぎていく。
勇気を出して行動するか。それともまた、これまでと同じように行動を先延ばしにして将来後悔するか。答えは1つしかないはず。
この記事をここまで読んでいるあなたなら、ぜったいに大丈夫。
やるなら、マジで今しかねえぞ。
筋トレが続かない要因と解決策

もしかしたら、いまこの記事を読んでいるあなたは、以前も筋トレに取り組み、挫折をした経験があるかもしれない。
だとしても、「どうせ今回も無理だろうな」「俺には向いてない」などと、ネガティブなことを考える必要は一切無い。あなたが筋トレを継続できないのは、甘えなんかではない。
ただ、『ものごとを継続させるための仕組み』を理解していないだけだ。
以下は、筋トレを継続していくうえで、筆者が特に重要だと感じている、筋トレ継続メソッド五箇条だ。
- 筋トレを生活習慣の一部にする:
「歯を磨くときにいちいち決断する人間などいない。筋トレも “1日の中でいつやるのか” をあらかじめ決めておくことで、習慣にしやすくなる。」 - 週3回から始める:
「最初から完璧を目指す必要は無い。特に始めたての頃は、”週5~6回やってやる” と、意気込みがちだが、ここが落とし穴。最も重要なのは、”筋トレを継続すること”なので、週3回の頻度から始めるのがベスト。慣れてきたら徐々に頻度を増やそう。」 - 最初の3週間はとにかく継続する:
「人は物事を、21日間で習慣化できるようになる。”最初だけ”全力で駆け抜けよう。」 - 成果はすぐに出ないことを知っておく:
「筋トレ初心者が目に見える成果を出すには、早くても1ヶ月以上はかかるということを、理解しておこう。地道に積み上げた先で、あなたは必ず理想の体を手に入れる。」 - モチベーションに頼らない:
「やるか、やらないかは感情ではなく、仕組みで動く。」
”今日はやる気が出ない”
”疲れてるし明日からしよう” ではなく、
『この曜日のこの時間は必ずジムに行く』
『仕事終わりにそのままジムへ行って筋トレする』みたいに、自動的に行動するための“環境・ルール・仕組み”を先に作っておく。
上記イデ式筋トレメソッドを意識すれば、あなたも筋トレを習慣にすることができ、継続すれば必ず理想とするカラダを手に入れられるだろう。
筋トレこそ、人生を変えるゲームチェンジャーになり得る

【筆者が筋トレを半年継続した結果】

筋トレに取り組むほとんどの人にとって、最大の目的は『筋トレによって魅力的な身体を作り上げること』だと思う。筆者が筋トレを始めた理由もそうだった。
画像だけでは伝わりにくい部分もあるが、筋トレを半年近く、本格的に継続してきて、ここ最近でカラダつきが以前とは明らかに変わってきたことを自身で実感している。
だが、ここで伝えたいのは、筋トレによって得られるメリットは、「かっこいいカラダを手に入れられること」だけではないということ。
筆者が『筋トレこそ、人生を変えるゲームチェンジャーになり得る』と考えるだけの、筋トレがもたらすメリット5つを、これから説明していく。
筋トレがもたらすメリット①:
見た目の変化(フィジカル)

筋トレがもたらすメリット1つ目が、筆者が筋トレを始めた最大の目的でもある、『見た目の変化』だ。
最初の数週間〜数ヶ月は、見た目の変化はほとんど感じられなかった。だが、筋トレ各部位、各種目のコツを掴み始め、食事管理にも気を使い始めたここ最近で、筆者のカラダつきは明らかに変わってきた。
- 筋肉がつき、男らしく引き締まったカラダになってきた
- 姿勢が良くなり、ボディラインがくっきりと現れることで清潔感がアップした
- さまざまな服が似合うようになり、印象がいいと言われるようになった
上記3つが、筆者が筋トレを半年継続して現在感じているメリット。
まだまだ理想の体にはほど遠いが、この調子で積み上げれば、目標としているカラダを手に入れることを、筆者は確信している。
筋トレを始めてしばらく(数ヶ月間)は、目にみえるカラダの変化はなかなか現れない。
だがこの期間を耐え、地道に、日々正しくトレーニングを積み重ねた先に、あなたのカラダは確実に以前よりもカッコよくなっている。
筋トレがもたらすメリット②:
内面の変化(自信・自己肯定)

筋トレがもたらすメリット2つ目は、見た目の変化同等に、もしくはそれ以上に、『内面が変化すること』だ。
筋トレを半年近く継続してきて、変化したのはカラダだけではなかった。むしろ、カラダよりも内面の方が良い方向へと成長したように感じている。
- 人前で堂々と振る舞えるようになったり、メンタル面の成長を実感した
- 「オレはやればできる」という感覚が芽生え、自己肯定感が上がった
- 自分に自信が持てるようになった
筋トレをやらない理由なんか探せばいくらでも見つかるが、それでも弱い自分を律して、日々筋トレをすることを選択する。そしてふと振り返ったとき、明らかに以前のカラダよりも、カッコよくなっていることに気づく。
『日々自分との約束を守り、そして、結果を得る』
まさにこのプロセスが、自分自身に対する自信や自己肯定感を高めるのだ。
高級ブランドの服やアクセサリーで着飾って、自信があるように振る舞うことは正直誰でもできる。
しかし、かっこいいカラダだけは、お金持ちでも、有名人でも、何者であろうとも、日々の筋トレを正しく積み重ねなければ、決して手に入れることはできない。
だからこそ、日々の筋トレによって手に入れたカラダには、プライスレスの価値があるのだ。
筋トレがもたらすメリット③:
思考の変化(マインドセット・習慣)

筋トレを半年続けてみて、気づけば、自分の思考パターン、つまり『マインドセット』まで変化していることに気がついた。
以前の筆者は、何か新しい挑戦を始めても、短期間で結果が出ないと、すぐに諦めてしまっていた。大学生の頃、プログラミング、英語学習、筋トレ…と手当たり次第に挑戦しては、すぐに諦めた。
「俺には才能がない」「他に向いてることをやろう」と言い訳して、逃げる自分がどうしようもなく嫌いだった。
だが、そんな筆者も、筋トレだけは長く続いた。
最初筋トレを始めたばかりの頃は本当にしんどかった。仕事終わり、いつもなら家でNetflixを見てダラダラするはずの時間、ジムへ足を運び、クタクタのカラダを限界まで追い込む。途中で何度も投げ出しそうになったが、俺はやめなかった。以前はできなかった回数・重量をこなせるようになったことが本当に嬉しかったからだ。そんな日々の積み重ねが『俺は変われるかもしれない』という希望になっていったのだ。
そして、2ヶ月、3ヶ月…と筋トレを継続していくうちに、筋トレを始めてから、自分の”思考パターン”が変化していることに、俺は気付いた。
- 数回の行動ですぐに結果を求める『短期思考』から、日々小さな行動を積み重ね、長い目で物事を捉える『長期思考』へと、考え方が変わっていた
- 成果を出すためには、効率的な行動=『習慣化・計画性』が必要なことを学んでいた
- 何事においても『できない理由』を並べるのではなく、『どうすればうまくいくか』を考えるようになっていた
筆者はこの経験から、継続の重要性を知った。
『継続は力なり』という言葉は、本質そのものであるように思う。
短期思考よりも、長期思考で物事を捉えた方が、何事も上手くいくと考えるようになった。
実際にこの考え方になってから、筆者は現在筋トレの他に、ブログと英語学習にも挑戦しているが、今も継続できている。このまま今の行動を継続すれば、必ず目標を達成することを、筆者は確信している。
以前の筆者だったらすぐに結果を求めて、また途中で挫折していただろう。
思考が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人生は動き出すのだ。
筋トレがもたらすメリット④:
行動の変化(ライフスタイル)

以前は、脳がすぐにドーパミンを得れる『短期的快楽を満たすための行動』を最優先に行動してきた。
しかし、筋トレを始めてから、筆者イデのライフスタイルは劇的に変化した。カラダをカッコよくし、カッコいい男になるための行動のみを選択するようになったのだ。
特に影響が大きかったのは、かつての自分をダメにしていた”有害4大浪費活動”をすべて断ち切ったことだ。
- 時間の浪費
【例:友人との無意味な交友、ネットサーフィン、ゲーム、など】 - お金の浪費
【例:ギャンブル、高級ブランドの服、ゲームやオンラインサブスクへの課金、女遊び、など】 - 健康の浪費
【例:夜ふかし、ジャンクフード、酒、など】 - 集中力・エネルギーの浪費
【例:他人のSNSをいちいちチェック、ポルノをみてムラムラしてシコる、ゴシップニュースへ反応する、など】
当時は考えることができなかったのだが、これらの浪費行動は、一時的な快楽以外には何も生み出さないし、将来に残るものもない。
それどころか、時間・お金・エネルギー・心の健康という自分の財産が奪われ、しばらく経つと罪悪感や劣等感を感じることさえあった。
そんな筆者だったが、かっこいいカラダを手に入れるために始めた筋トレによって、マインドセットが180°変わり、そしてライフスタイルまでもが変わった。
上記の破壊的な行動全てを断ち、自分を高めるために選択した行動が、この──
『イデ式メンズアップメソッド』だ。
- 時間の投資
【例:筋トレ、英語学習、ブログ作業、など】 - お金の投資
【例:プロテインやクレアチンなどの筋トレサプリ、本、学習書籍、脱毛、ヘアカット、メンズサロン、美容アイテム、オンライン学習サービスへの課金、など】 - 健康の投資
【例:温泉やサウナでのリラックス習慣、クリーンな食事、良質な睡眠、など】 - 集中力・エネルギーの投資
【例:瞑想、ジャーナル記入、読書、など】
筆者はこれらの行動は全て、時間・お金・エネルギー・心の健康を”将来の自分へ投資すること”だと思っている。
これらの行動は全てが将来にカタチを変え、プラスになって自分へかえってくる。必ずだ。
どっちのライフスタイルを選ぶか、答えは明白だろ?
筋トレがもたらすメリット⑤:
感情の変化(メンタル安定・周囲からの評価)

筋トレは、カラダだけでなく「こころ」と「人間関係」にも大きなプラスの影響を与えてくれた。
以前の筆者は、些細なことで落ち込んだり、イライラすることが多かった。
しかし筋トレを習慣化してからは、ネガティブな感情に振り回される機会が明らかに減った。
その要因として、筋トレによって分泌されるホルモンの働きの影響が大きいと感じている。
- テストステロン:
いわゆる”男らしさ”の根源ホルモン。自信・積極性を高め、何事にも前向きな気分にしてくれる。 - セロトニン:
”幸せホルモン”とも呼ばれる精神安定物質。不安・ストレス・怒りなどのネガティブな感情を減らしてくれる。
そして、周囲からの自分に対する“扱い”も明らかに変化した。
筋トレを続けるうちに、「この人、自分のことをリスペクトしてくれてるな」と感じることが確実に増えた。
もちろん、周囲からの評価は目に見えるものではない。だが、相手の言葉遣いや態度・ジェスチャーなどから、その変化を肌で感じるようになった。
そうした小さな変化の積み重ねが、自分に自信を与えてくれた。
「筋トレは、自分に対する周囲の評価すら変えてくれる」
筋トレによって、気持ちのブレも減って、自然と自分を雑に扱わなくなった。その結果として、周囲も自分を大切に扱うようになった。
すべては、自分自身を変える行動から始まった。
これからあなたがとるべきアクション
前のセクションでも語っているが、筋トレにおいて最も重要なことは『絶対にやめないこと』。低空飛行でも、飛び続けることが最も重要である。
筋トレといえば、重いバーベルやダンベルを使ってジムでトレーニングを行うことを想像するが、運動習慣のない初心者がいきなりジムでのハードなトレーニングをすると、挫折や怪我へ繋がってしまう。
そのため、筆者が筋トレ初心者へオススメするのは、まずは『筋トレ』という行為を習慣化させるために、週3回の自重トレーニングから始めることである。
筆者が筋トレ初心者には自重トレーニングが最適だと考える理由は、以下の3つ。
- ケガのリスクが低い:
マシンやフリーウェイトで行うトレーニングは、正しいフォームが身についていないとケガをしやすい。自重なら負荷が適度で、フォームも習得しやすいため、安心して始められる。 - 継続のハードルが低い
自重トレなら、ジムに行く必要もなければ、器具をそろえる必要もない。忙しい人でも、自宅で1日15分あればできる。これが“続けやすさ”に直結する。 - 体の基礎がつくれる
プッシュアップ(腕立て伏せ)やスクワット、プランクなどの基本動作は、筋トレの土台になる動き。いきなり高負荷をかけるよりも、まずは自重で“体の使い方”や”各部位への負荷のかけ方”を覚えることが重要である。
筋トレ初心者が自重トレーニングを始める際の具体的なステップをまとめた記事もあるので参考にしていただきたい。
自重トレーニング初心者向け完全ガイド|最短で効果を出すメニュー&継続のコツ

筋トレを始めたその日から「変化」は始まる。
あとは “続けるか、やめるか” それだけだ。
まとめ|筋トレは“未来の自分”への最高の投資
いかがだっただろうか。
ここまで読んでくれたあなたなら、もう気づいているはずだ。
筋トレが、人生にもたらす価値。そして、あなたが“今すぐ筋トレを始めるべき理由”に。
今回のまとめは以下5つ。
- 外見の変化:
筋肉がつき、見た目の印象が大きく変わった - 内面の変化:
自分に自信がつき、自己肯定感が上がった - 思考の変化:
マインドセットが変わり、行動を習慣化できるようになった - 行動の変化:
日常生活における行動が変わった。将来の自分にとってプラスになるかどうかが、行動の基準になった - 行動の変化:
筋トレによって『テストステロン』や『エンドルフィン』が分泌され、感情が非常に安定するようになった
今日から筋トレを始めるあなたが、半年後に『マジでやって良かった!』って笑ってる未来を、オレは全力で信じる。
今日があなたの人生が変わる初日になることを願っている。👊🔥